梅雨の季節になると気になるのが雨漏り。「雨漏りなんて自分の家には関係ない」と思っていると、大変な事態になりかねません。今回は雨漏り予防のポイントをご紹介します！
まず重要なのが、定期的な屋根の点検です。屋根材のひび割れや浮き、剥がれなどを放置すると確実に雨漏りの原因に。特に瓦屋根の場合は、台風や強風で瓦がズレていないかチェックが必要です。
意外と見落としがちなのが雨どいのメンテナンス。落ち葉や小枝で詰まった雨どいは、雨水が溢れ出して外壁を伝い、最悪の場合は家の中まで水が染み込んでしまいます。年に2回程度は掃除をしましょう。
ベランダやバルコニーの防水層の劣化も要注意。排水溝の周りにヒビが入っていたり、防水シートが剥がれかかっていたりする場合は、早めの補修が賢明です。
実は壁の塗装も雨漏り予防には重要。外壁の塗装が劣化すると、小さな穴やヒビから水が侵入してきます。10年を目安に塗り替えを検討するのがおすすめです。
家の周りの植物の管理も忘れずに。樹木の枝が屋根に触れていると、雨の日に枝が屋根をこすって傷をつける可能性があります。適度な剪定を心がけましょう。
予防と早期発見が雨漏り対策の要。日頃からこまめにチェックすることで、大がかりな修理や高額な費用負担を避けることができます。気になる箇所があれば、迷わずプロに相談するのが賢明です。
梅雨や台風の時期が来る前に、ぜひ一度自宅の点検をしてみてはいかがでしょうか。
